みなさんこんにちは。
こだわり過ぎたブログ、
今日は玄関収納を紹介したいと思います。

設計段階のことですが、当時アパートに住んでおりました。アパートは下足入れがひとつしかありませんでしたので、常に玄関が靴だらけでした
ベビーカーを置いたものなら物置か!という感じで玄関は家の顔とも言いますのでこれだけは避けたいという思いでした。

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画像はwebよりお借りしています。


物置?物置というか、いっそのこと収納を玄関につければいいんじゃ無いか?という考えに落ち着きました。

ネットで探してみると、どうやらこれを「土間収納」というみたいです。
みなさんいろいろ工夫をされています。



 

その収納何をいれるの?



玄関収納に限らず、収納というものは何を入れるかを想定する必要があります。
それによって奥行や棚の数が変わってくるからです。 新築なんですから作った棚に合わせて物を入れるんではなく、物に合わせて棚をつくりたいですよね。


さて、玄関に置くものは何か考えてみます。

・パンプス
・スニーカー
・ブーツ
・長靴
・こどもの靴
・玄関掃除用品、ほうきバケツ
・ベビーカー
・こどもの三輪車
・こどものキックボード
・傘

収納にはみ出るのは靴だけじゃなかったんです。意外とありますよね。

設計する上で、ひとつずつ物の納まる場所を考えてあげないとダメです。
作ってから何とかなるってパターンは無い方が9割といって過言はないでしょう!
後悔しないようにそれぞれに行き先を考えてあげましょう。果たして全て入るのか楽しみですね❗️





 

オープンか、それともクローズか?


玄関収納を設計しているとき、悩んだのはオープンにするかクローズにするかといったポイントがあります。
わたしの言うオープンとは、下足入れキャビネットのフタが付いていないものを指します。お客様がおみえになる玄関ですから見苦しいものは隠したいですよね。なので、オープンの場合は土間収納へのドアとセットにします。

玄関平面3d


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対してクローズの場合は下足入れはフタ付きでドアなしということですね。


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ドアがつくつかないは生活スタイルにあわせるべきですね。
頻繁なら無い方が良いかもしれません。
あと、フタを開く動作があるということは、その分物が置けないという事になります。

三輪車や、ベビーカーは当然下足入れには入りませんから畳のスペースに納めるためにもオープンの方が有利ですよね。


注文すべき点は実はそれだけではありません。フタ無しは圧倒的に安いんです!
総合的にウチはオープンにしました。

EIDAI⇒フィルカーゴ
Panasonic⇒ヴェリティス・エントランスパーツ
などの商品で出ています。


 

玄関は明るくしたい!


私の家は北玄関でしたから、数少ない窓からできる限り太陽の光を取り込みたいと考えていました。
ただ、オープン型にしたためドアをつけると決めていましたから、暗くなるなぁ~と思っていました。

はじめロールスクリーンを提案されたんですが、結局面倒くさいので、 のれんみたいな使い方になるのは容易に想像がつきます。
手がかけるところが汚れる!!ドアは一瞬で開きますが、ロールスクリーンはそうはいかないでしょう。

それに当初の採光も半減してしまいます。

こんな時にもってこいの商品があるんです。
それは・・・・!


EIDAIの、PNというアクリルパネルが前面に貼られた建具があります。
全面採光ができます。 上下の細い幕の部分は色が選べます。 EIDAIだけだと思いますが補強用の横桟が入っています。 他メーカー(リクシル・ダイケン・パナソニック)あたりだと、横桟の無いものもあります。 

















尚且つ、構造の関係上柱があり、片開きドアしか無理っぽい。 なんと、これにももってこいの商品があります!
それはアウトセット型の引き戸です。ということで、EIDAI製、PN アウトセット型引戸に決定しました
 


アウトセットは壁に宙づりの状態でとりつけられるので壁の障害物は関係なく取付けられます。
今検討しているところも抜けない柱があったんですが棚板をギリギリまでずらしてなんとか設置する事ができました!



スクリーン形状の引き戸が
北玄関を克服するように、土間収納の光を玄関のポーチまで届けてくれます 。 

採光は取りたいし、棚は最大限欲しいし・・・・。
窓が邪魔!!!!!!
あきらめかけたその時に思いついたんです!!!
そう、収納を窓に組み込んでしまえばイイんです。


玄関光取り込み
窓の前には下足入れが置けないというのは常識でしたが、オープンした為組み込めることができました
入る収納を【超もっと入る収納】にできたんです。


  
 

参考にしたいアナタに詳細図面を大公開しちゃいます!



構想期間1週間。ついに完成しました。
これからお考えのアナタの為に詳細図面を公開しましょう!
この図面をハウスメーカーの営業さん持っていってもいいでしょう。


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とにかくむちゃくちゃ入ります。
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・押さえておきたいポイントとして
棚板には種類が3つあるということです。

1.固定棚板

固定棚板は、骨組という感じです。
中間に入れておかないと、たわみで中間の棚板が入らなくなったりするので
中央と下には入れておく必要があります。
できれば少なくしたいですね。
わたしは窓下の高さに入れました。

2.可変棚板

可変は普通の棚板です。外して動かすことが出来ます。
安いですが、よごれが目立つのと、拭きにくいかとおもいます。


3.靴用棚板

クツ用はプラスティック製になっていて、水洗いが出来るようになっています。
白の他に黒もあるので、ドロドロのクツを置いたりするときは、色を黒にしても
いいでしょうね。
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2.の可変棚板と 3.のクツ用棚板は3枚セットになっているために、
3の倍数で頼みましょう。 外した棚板は可変用が6枚でした。
なのでもう少し少なくてもいいですね。
これは、バケツとか背の高いものを置くときに間引いたためです。



・オーダーのようでオーダーでない
勘違いしがちだと思いますが、今回のプランはそれほど高価なものではありません。
ましてや、オープンなので、これだけしても結果的にフタつきより安くあがっています。
棚板の幅と高さの規格寸法さえカタログに載っているものを使えば、
一般的な値段で実現するのです。
非常にお得ですよね。



 

実際の使い心地と嫁様のご意見



そしてついに完成です。

玄関収納完成
残っている空間も無駄にしないように左の方に確認できると思いますがクールハンガーという商品をつけました。

 
Amazonは4つセットの値段なので、1本あたり4000円くらいですね。
右下のOPEN部はベビーカー・三輪車を入れるスペースです。



実際使ってみて、棚の数が多すぎたという点で、失敗しました。
しかし! 棚は外せるので問題有りません!あーよかった。
このプランでおおよそ100足は靴がはいります!
パンプスなら200足は入る計算です。

窓下の空間にも三輪車が置けるように棚を外しました。

補足ですが、
玄関収納は少し離れているので、普段ばきのクツを入れられるように、
これでもかと、言いたいところですが玄関にも下足入れを付けています。


当初は玄関部分はコの字型のキャビネットにしていましたが、
土間収納が大きいので、縮小し、最終巾1200mmの下足入れにしたんです。


フルフラットデザインだと、取っ手がなくてスッキリ見えます。
フルフラットは扉の端部にへこみがあります。
そこに手をかけて開ける仕組みになっています。
但し、意外に手をかけにくいので、こどもたちは使いにくいと思います。
頻繁に使うなら、取っ手がある方がいいでしょうね。


このキャビネットの利用用途はどちらかというと
カギを置いたり、花を飾ったりという点がポイントですね

実際の所、現在中身は空っぽです



そして気になる奥様の感想は・・・
「靴が入りすぎる!もっと靴買ってくるわ!!」
コレ、素直に喜んでいいんでしょうか。


ともあれ大成功です!
練りに練った甲斐がありました。
みなさんもぜひ参考にしてみてくださいね。