みなさんこんにちは。
こだわり過ぎたブログ、
今日は間接照明についてご紹介します。


光源が直接見えないので柔らかい雰囲気が作り出せるのが特徴です。間接照明っていう名前だけで既におしゃれですよね。お友達が家に来たときに、自慢できるポイントでもあります。我が家は計画当時から是非付けたいと思っておりましたが、同時に心配事もありました。

・大幅なコストアップにならないか?

・そもそも着ける場所があるのか?

・壁を照らす事でクロスのアラがでてこないか ?

・ホコリだまりになって掃除が大変にならないか?

・暗すぎることはないか?



心配しかけたらキリがありません。

そこんトコどうなのって事で苦難を乗り越え完成に至った作品を交えご紹介したいと思います。






私の家、ローコストなのに間接照明ってつけられるの?




間接照明なんて高価なモノ、考えるだけ時間のムダ!なんて思ってませんか?
私自身そうだったんです。Yahoo!画像検索で「間接照明」と検索すると出るわ出るわ。オシャレな部屋が。


そこでビビッときたんです。

「普通の部屋」 + 『間接照明』

 = 『オシャレな部屋』

やるしかないですね。


まずは嫁さんへの交渉から始まり、条件付きでOKをもらいました。
その条件とは、

「ローコストでする事」

OKです!ローコストなら考えるの得意です!という事でその日からパソコンにかじりついた訳です。
当初より私の家のコンセプトのひとつにローコストで良いものを作るというのがありました。お金を掛ければ良いものが出来ますが、少ない予算でカッコいいものが出来るかが一つの醍醐味なんですよね。

そして私は10万円という予算に決め、取りかかりました!
はたして成功するんでしょうか・・・。





間接照明は1つじゃない!




間接照明の基礎知識をおさらいしてみます。
大きく分けて4種類あります。



① コーブ照明
【天井面】を照らす方法。

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出典:http://kaumo.jp/topic/169


こんな場所にオススメ⇒
壁に物を置いたりする間取りの場合に有効。
天井が低くなるので圧迫感を与えないようにしなければならない。




②コーニス照明
【壁面】を照らす方法。

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出典:http://profile.ne.jp/w/c-53708/

こんな場所にオススメ⇒
テレビの背面の壁に最適。グレアを無くして見やすくなる。
エコカラット(内装用タイル)や、ジョリパット(塗り壁)と組み合わせるとより一層雰囲気が増します。エコカラットやジョリパットは素材の重さの関係で天井ではなく壁に採用するのが一般的となっています。






③バランス照明
【壁の中央から両面】に照らす方法です。
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こんな場所にオススメ⇒
上の写真のように寝室がいいですね。 壁が広くとることが出来たら、照明器具を設置するだけでいいので断然安くできます。





④コファー照明
部屋の天井の一部を折り上げて、そこに照明を仕込む方法です。

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出典:http://www.mutennka.com/shop/lohas_studio_kinshich...

こんな場所にオススメ⇒
断然広いリビングです。
逆に広くないと幅が取れませんので注意が必要です。
梁などの障害物を交わして作ると天井が高くとれてより広い部屋を作ることが出来ます。
天井を照らすという点で、コーブ照明と似ていますが折り上げているので天井が低くなりません。



厳密にいうと間接照明はもっと種類は多岐に広がります。
それぞれを組み合わせることもできますし、構造体の梁を用いた方法もあります。



「梁を間接照明の一部に用いた例」
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出典:http://www.happy-sakura.jp/sp/gallery/gallery_deta...
コファー照明+化粧梁ですね。


「梁の上部に照明器具を設置した例」
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出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/28830/2/

工夫次第で世界に一つの間接照明が出来そうです!!次の章では間接照明の演出のポイントを紹介します。





どの間接照明が向いてる?より間接照明を効果的に演出するためのポイント




間接照明には、4種類+α の種類があるという事が解りました。

さて、重要になってくるのは「あなたの部屋にあった間接照明はどれ?」ということですね。間接照明をより生かすためにこの選択は案外適当に済ませることが出来ないんですよね。わたしは「リビング」にこの間接照明を設置しようと思っています。お客様の目に触れやすいので最も適していると考えたからです。


部屋の間取りは間接照明の為に作るという事はなかなか無いと思います。わたしの家でもそうでしたが、今のリビングに最も最適な間接照明は何か?という問題に行きつきました。




その判断材料となるのが
「間接照明のセオリー」です。


①光源が直接見えないようにする。

間接というだけあって、直接になってしまっては元も子もありません。 100%は無理だと思いますが、普段の生活の動線の中で直接見えてしまう事のないようにして下さい。 見えてしまうと効果が半減してしまいます。
 

よくある例は
・床に光沢のあるタイルに反射してしまう。
・立った時、座った時に光源が見えてしまう。
ですね。





②間接照明は大きいほどいい。

間接照明は、「光源」+「反射面」で成り立っています。 反射面のフトコロが大きいほどより光を遠くまで届けられ、柔らかい光を作り出すことが出来ます。
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出典:DAIKO「間接照明」カタログ

30センチ以上Verygoodとありますね。





③反射面に障害物を持ってこない。

上記で上げた「梁を照らす」意図してするものはいいのです。エアコンだとか、食器棚が邪魔にならないようにする必要があります。

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出典:DAIKO「間接照明」カタログ



どうでしょうか?以上の3点が守れる種類の間接照明にすることが、最も効果的に演出ができるという事になりますね。






わたしがローコスト間接照明の為に取り組んだ事




嫁さんより出された課題「ローコストでする事」をクリアする事が条件でした。 最もローコストでインパクトのあるものにしなければなりません。 簡単に間接照明を付けるとなるとバランス照明になりますよね。器具の設置だけで済むからです。

 
私はリビングの上部に採光のための窓を設置していましたから、「コーニス照明」や「バランス照明」の壁型の選択は不可と判断しました。コファー照明についても部屋の奥行がそれほど取れなかったし、照明器具の本数も多くいりそうなので外しました。


・間接照明の種類はコーブ型に決定しました。!


セオリーを踏まえた上で決定した種類は
【コーブ照明】でした。コーブ照明なら天井を下げるだけで間接照明をつくることが出来ます。




⇒天井を下げて一石二鳥

コーブ照明を設置すると天井が低くなるのでそこが問題でした。しかし逆手にとると、リビングは開放感を持たせたいですが、ダイニングは落ち着きを求めています。天井が低くなるという事は「落ち着ける空間」が出来る訳ですね。高い天井のトイレは落ち着かないという理論です。

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出典:http://mbs-housing.com/kashiba/modelhouse/hinokiya...
低い天井は落ち着く!




⇒空調のランニングコスト削減が見込める

わたしの家は天井高が2,500です。標準だと2,400と言われたのですが開放感を優先した為です。
天井を高くとることで空調の危機が悪くなるなぁー。と思っていました。

LDK断面


今回の計画で、間接照明 + 小上がりで風の流れが出来き、部屋の体積も減少するため一石二鳥です!
擬似的に2,500mmの天井高という事です。


ダイニングは天井を下げすぎるとむしろ窮屈になるし、間接照明は小さいと効果がないし。
ギリギリの選択は間接照明250mm + 天井高2,250mmでした。


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出典:DAIKO 「間接照明」カタログより

150mm以上とありますから、大きい方がいいんですよね。 250mmとしましたが、実質の有効の高さは200mmです。
 
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空調のランニングコストまで考えた間接照明てイケてますよね!利益を生み出すなんて最高です。
ここは嫁さんにアピールできるポイントです。






⇒装飾はクロスにする

エコカラットやジョリパットは見た目は非常によくなりますが、その分費用もかかります。ここは我慢してクロスとします。クロスでも色付きのものも多いですし、変化を楽しめます。


但し、反射面にクロスを採用する時に注意するべきところは、アラが見えやすいという事です。安く上がる分非常に気を使う必要があります。建築で難しいのは平らな面を作る事なんです。天井一面に1枚のボードというのは不可能です。通常の材料を貼り合わせるんですが、そのジョイント部分に段差ができやすいです。通常ですと気にならないんですが、光を当てることでそれが強調されるんです。


【間接照明を当てる】という事を事前に打ち合わせておくことが必要ですね。勘違いしがちですが、クロスのパテ一つで仕上りが大きく変わることはありません。
大事なのは下地のボードの部分です。



間接照明にクロスを採用する時のポイントをまとめると


・天井下地の不陸を極力無くす。
・なるべく大きい規格のボードを使う
⇒影になるジョイントを減らすことが出来ます。
・パテに盛り上がらない材料を使う


という感じです。計画時に担当者の人に伝えておきましょう




照明器具のレイアウトも大事です。
私は不陸対策として2方向から照明を当てることにしました。 手術台で影のできない照明がありますよね?いろんな角度からあてることで影が出にくいようにしているのです。それを応用します。



 




⇒お値打ちの器具・本数は効率よく入れる

間接照明の価格を最も左右するのは器具ですね。

照明器具といえばパナソニックですよね。他にも東芝ライテックなど一流メーカーと言ったところはやはり器具も高価です。少し安価で良品なメーカーがあります。

・DAIKO(ダイコー・大光電機)
http://www.lighting-daiko.co.jp/index.html



まくちゃんの商品ページ



・ODELIC(オーデリック)
http://www.odelic.co.jp/





そして、出来るだけ規格サイズに合う間接照明を作るということが大事です。
器具は1,500mm・900mm等と規格が決まっています。安く上げるためにはその大きさに合わせれば器具の数を減らすことができます。


また、不要な機能は付けないということですね。調光や色の切替えを使わないということならシンプルな機能に絞ればやすくなります。機能について「迷ったら、付けない」という事を実践しましょう!


間違っても「間接照明を付けない!」とはしないでくださいね^_^;;




まとめ。



少々長くなりすぎましたので、今回はこの辺りでまとめさせて頂きます。


続編として費用・実際の使い勝手・不安材料解消についての考察を書いて行きたいと思います。


皆さんも間接照明を取り入れて世界の一つのリビングを作り上げましょう!


次回、【後編】10万円でイイ感じの間接照明が出来るのか?

こうご期待下さい。